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水着の歴史

古代から1800年代

プールや海で運動や遊泳、あるいは潜水をするために着用する衣服のことを、水着と言います。水着は、用途の違いから水泳用・潜水用など、さまざまなタイプに分類され、それぞれのデザインや構造、素材などの条件に於いて違いがあります。これから水着をしようという場面では、水着の歩んで来た歴史に想いを馳せてみるのもまた、興味深いものです。 古代から近世にかけて、海水浴は海に面した地域に住んでいる人々だけの楽しみでした。こちらの時代には、海水浴のために、特別な衣服を着用するという考え方が一般化しておらず、下着や着古した普段着、時として裸で水に入ることが多かったと考えられています。その一方で、ポンペイでは、後のビキニによく似たツーピースの覆いをつけている女性の姿が描かれた壁画が発掘されました。 その後、1800年代に入ると、鉄道の整備が進んだことにより、一般庶民も容易に海浜地域へと足を運ぶことができるようになりました。この時代には、水に濡れた時にも肌が透けて見えることのないよう、サージやフランネル、アルパカなどの素材を使用した上下そろいの服が着用されました。こちらは、「スイミングスーツ」と名付けられた水着になります。